デザインコンセプト
開発者ボイス

ポケットに「小銭、カード、お札」を快適に収納したい
その「入れ物」をゼロベースで、
徹底的に考えぬいたカタチ

二つ折り革財布「薄い財布 abrAsus」をデザインするにあたって、ただ単にプロダクトを提供するだけではなく、薄い財布の使い方を通じて、快適なライフスタイルの提案をしたいと考えました。
例えば、カードが10枚入るように財布を設計するのは難しいことではありません。

しかし、二つ折り革財布「薄い財布 abrAsus」ローランド モデルは快適な薄さを実現する為に、あえて約5枚の、本当に必要なカードだけを選択して持ち歩くスタイルを提案しています。
薄い財布の状態を保つこととカードの枚数はトレードオフの関係にあり、カードをどんどん詰め込めば、財布は厚くなります。

私自身は、クレジットカード、キャッシュカード、免許証、保険証、交通系ICカードなどの忘れた際に「ごめんなさい」できないカードだけを「薄い財布」に入れ、他のカードはバッグの中に入れてます。キャッシュカードがないと、お金が下ろせないので不便ですが、家電量販店のポイントカードや診察券、美容室のカードを常に財布に入れておくのは合理的ではないと考えるのです。

また、小銭入れに関しても、もっと大きくし、沢山入るように設計することは難しくありませんでした。

しかし、財布の中の小銭は少ない方が、財布が薄い状態を保て、快適さにつながります。 その為、薄い財布はあえて小銭を15枚までという、必要かつ最小限の大きさに抑え、こまめに出す為の設計にしました。

これらの構造一つ一つにお客さまへの提案、コンセプトを詰め込みました。
既存の二つ折り革財布の形にはとらわれず、ゼロベースで「小銭、カード、紙幣」をポケットの中で「快適に」収納するための「入れ物」を考えぬいて出来たのが、この二つ折り革財布「薄い財布 アブラサス」です。